2024/03/15
現在日本でも生後6か月から1歳未満の乳児に対する麻疹ワクチン接種は任意接種として可能ですが、この年齢における現行ワクチンの効果及び安全性は十分評価されていません。
緊急避難的に0歳で任意麻疹ワクチン接種を受けた場合、0歳児での接種は1歳以上での接種に比べて、母胎由来の抗体残存等から、免疫獲得が十分でないことがあるため、1歳になったら第1期のワクチン、また第2期のワクチンを就学前に少なくとも3回のワクチン接種を受けることになります。
このことから当院では1歳未満でのMRワクチン接種は推奨していません。